注意しておきたい点

この保険の名称を見て文字通り対人、つまり自動車保険に加入している本人以外に対する補償を想像するかもしれません。しかし実際には、被保険者と運転者それぞれの親、配偶者、子供には保険料は支払われません。これがこの保険の注意点です。例えば、最近よくある事例で、自宅の駐車場でバックした際にその場にいた自分の子供を引いてしまった、というケースがありますが、身内に対して起こしてしまった事故はこの保険を適用することはできません。もちろん運転者自身が補償対象になることもありません。これはどういうことなのかと言いますと、そもそもこの保険は、事故を起こしてしまった場合に生じる被害者側への損害補償を自賠責保険で補いきれない場合に、その不足分の補填を想定したものであるため、本人や家族には適用されないのです。もし身内分も考慮する場合は、「搭乗者傷害補償保険」や「人身傷害補償保険」の加入をさらに検討してみてください。なお対人の方はその他にも、地震、噴火、津波、台風、洪水、高潮などの天災により損害を被った場合、また戦争、革命、反乱、紛争、放射能等を原因とする場合、さらにレースやラリーなどの競技から生じる場合もそれぞれ保険対象外となりますのでご注意ください。